
住宅において基礎の部分とは、地面と建築物とのつなぎ部分のことを指します。そして、家全体を支える役割を持ち、住宅の頑丈さや耐久性を左右すると言えるくらい重要な基礎です。そこで今回は、「べた基礎」と「布基礎」を比較し、お互いのメリットとデメリットをご紹介していきます。
べた基礎とは
ベタ基礎は、地盤全体にまんべんなく鉄筋コンクリート入り基礎を配する工法です。ベタ基礎を上から見ると、柱や壁はもちろん床面にあたる部分もぶ厚い面状の基礎で支えられています。そのため建物の重さが分散され不動沈下が起こりにくい構造でもあり、耐震性を高めることが可能です。
建築基準法関連法令では、ベタ基礎の根入れの深さを原則12cm以上、底盤の厚さを12cm以上と定めています。なお、立ち上がり部分に関する規定は布基礎と同じです。
建築基準法関連法令では、ベタ基礎の根入れの深さを原則12cm以上、底盤の厚さを12cm以上と定めています。なお、立ち上がり部分に関する規定は布基礎と同じです。
布基礎とは
布基礎は、逆T字状の断面を持つ鉄筋コンクリート入り基礎を柱や壁などの下に打ち込む工法です。
基礎のない土の部分に防湿用コンクリートを敷き詰めますが、防湿用コンクリートには建物を支えられる強度がありません。そのため、布基礎は点と線で建物を支える構造となります。
建築基準法関連法令で定められている布基礎の立ち上がり部分の高さは、地上から30cm以上、厚さは12cm以上です。また 基礎を地中に埋める「根入れ」の深さは24cm以上、底盤の厚さは15cm以上となります。
基礎のない土の部分に防湿用コンクリートを敷き詰めますが、防湿用コンクリートには建物を支えられる強度がありません。そのため、布基礎は点と線で建物を支える構造となります。
建築基準法関連法令で定められている布基礎の立ち上がり部分の高さは、地上から30cm以上、厚さは12cm以上です。また 基礎を地中に埋める「根入れ」の深さは24cm以上、底盤の厚さは15cm以上となります。
布基礎のメリット・デメリット
メリット
布基礎の場合、建物全体に基礎を施すベタ基礎と比べて鉄筋やコンクリートの使用量が少なく、材料費・輸送費・人件費などを抑えやすいことがメリットです。
家づくりのコストを抑えたい場合や基礎以外の部分にこだわりたい場合は、布基礎がおすすめです。
そして布基礎は、ベタ基礎よりも根入れを深くするよう定められています。深い根入れを行った箇所ほど揺れに対する抵抗力が上がるため、ポイントによってはべた基礎よりも高い強度を誇ります。
家づくりのコストを抑えたい場合や基礎以外の部分にこだわりたい場合は、布基礎がおすすめです。
そして布基礎は、ベタ基礎よりも根入れを深くするよう定められています。深い根入れを行った箇所ほど揺れに対する抵抗力が上がるため、ポイントによってはべた基礎よりも高い強度を誇ります。
デメリット
面で支えるべた基礎と比べ、布基礎は点で建物の荷重を支えるため、、ベタ基礎と比べて耐震性がやや劣ります。
また、基礎の安定性が地盤の強さに左右されやすいことも布基礎のデメリットです。弱い地盤の上に布基礎の建物を建てた場合、基礎の一部だけが沈んで建物の傾きやゆがみなどを引き起こす恐れがあります。
布基礎の床下部分は、地面の湿気が建物へ伝わりやすくなり、木材の腐食やシロアリ被害のリスクが高まります。防湿用コンクリートや防湿用フィルムを敷くことでリスクを軽減できますが、ベタ基礎と比べると耐食性やシロアリへの耐性は低めです。そして防蟻処理された資材などを使用して、対策をとることをおすすめします。
また、基礎の安定性が地盤の強さに左右されやすいことも布基礎のデメリットです。弱い地盤の上に布基礎の建物を建てた場合、基礎の一部だけが沈んで建物の傾きやゆがみなどを引き起こす恐れがあります。
布基礎の床下部分は、地面の湿気が建物へ伝わりやすくなり、木材の腐食やシロアリ被害のリスクが高まります。防湿用コンクリートや防湿用フィルムを敷くことでリスクを軽減できますが、ベタ基礎と比べると耐食性やシロアリへの耐性は低めです。そして防蟻処理された資材などを使用して、対策をとることをおすすめします。
ベタ基礎のメリット・デメリット
メリット
ベタ基礎は建物の荷重を面で支えるため力が分散されやすく、不同沈下が起こりにくく布基礎よりも耐震性を高めやすいことが特徴です。
ただし、ベタ基礎が必ずしも耐震性が高いわけではありません。鉄筋の量が少なかったりコンクリートが薄かったりすると、かえって布基礎よりも耐震性が下がることがあります。
ベタ基礎は床下すべてが厚いコンクリートで覆われており、建物と地面が直に接しない構造となっています。そのため湿気による木材の腐食やシロア被害を防ぎやすいことも、大きなメリットのひとつです。
ただし、ベタ基礎が必ずしも耐震性が高いわけではありません。鉄筋の量が少なかったりコンクリートが薄かったりすると、かえって布基礎よりも耐震性が下がることがあります。
ベタ基礎は床下すべてが厚いコンクリートで覆われており、建物と地面が直に接しない構造となっています。そのため湿気による木材の腐食やシロア被害を防ぎやすいことも、大きなメリットのひとつです。
デメリット
建物の大きさが同じ場合、布基礎に比べてベタ基礎は多くの鉄筋とコンクリートを消費するため、材料費と
人件費が増えやすいことがデメリットです。
冬季では気温の低下によって地中凍結することがあります。地中凍結すると地面が膨張して基礎を押し上げ、建物に大きなダメージを与えることがあります。
冬季の場合は、コンクリート強度を上げる必要性があります。
人件費が増えやすいことがデメリットです。
冬季では気温の低下によって地中凍結することがあります。地中凍結すると地面が膨張して基礎を押し上げ、建物に大きなダメージを与えることがあります。
冬季の場合は、コンクリート強度を上げる必要性があります。
布基礎・ベタ基礎はどちらが良い?
べた基礎と布基礎、どちらが良いのかというと耐震性が優れているべた基礎にまさりがちですが、寒冷地の場合は布基礎の方が良い時もあります。そのわけは、寒冷地では凍結深度より深く根入れをする為です。
そして、鉄筋とコンクリートのバランスなどを工夫することで十分な強度を得られます。
このように、布基礎とベタ基礎のどちらが適しているかは地盤の強さ・地域・予算などによって変わります。また、建築会社によって布基礎とベタ基礎のどちらを得意とするかもさまざまです。同じ工法でも建築会社によって仕様が異なるため、じっくり比較して安心できる建築会社を選びましょう。
そして、鉄筋とコンクリートのバランスなどを工夫することで十分な強度を得られます。
このように、布基礎とベタ基礎のどちらが適しているかは地盤の強さ・地域・予算などによって変わります。また、建築会社によって布基礎とベタ基礎のどちらを得意とするかもさまざまです。同じ工法でも建築会社によって仕様が異なるため、じっくり比較して安心できる建築会社を選びましょう。
まとめ
住宅で用いられる基礎は、建物全体を点と線で建物を支える布基礎と面で支えるベタ基礎の2種類です。
どちらの基礎が優れているかというと、家を建てる地盤の強度と建物の荷重によって適切な基礎が変わります。
一般的にコスト面では布基礎、耐震性や湿気・シロアリ対策ではベタ基礎が有利と言われていますが、両者にはそれぞれメリット、デメリットがあります。住宅を建てる際は、建築会社と相談いただき地盤の強さ・地域・予算などさまざまな観点から基礎を選びましょう。
どちらの基礎が優れているかというと、家を建てる地盤の強度と建物の荷重によって適切な基礎が変わります。
一般的にコスト面では布基礎、耐震性や湿気・シロアリ対策ではベタ基礎が有利と言われていますが、両者にはそれぞれメリット、デメリットがあります。住宅を建てる際は、建築会社と相談いただき地盤の強さ・地域・予算などさまざまな観点から基礎を選びましょう。