
リフォーム、注文住宅で最初に関わるのがその会社の「営業」と呼ばれる人になります。話が進むにつれ、「設計」や「施工」と呼ばれる人と関わることになるのですが、どのような役割があるのかご存知でしょうか?また、設計事務所・工務店・ハウスメーカーといった違いについてお伝えします。
注文建築の「設計」って何をする人?
注文建築における「設計」の役割とは、文字通り家の設計を行うことです。
「設計」と呼ばれる人の仕事の内容としては、大きく分けて意匠設計、構造設計、設備設計の3つに分けられ、それぞれの具体的な仕事内容は次のようになっています。
■意匠設計
施主から要望を聞き取り、デザインをし、構造設計者や設備設計者に伝え、それを取りまとめて設計に反映するため、意匠設計の役割は全体のまとめ役にまで及びます。
■構造設計
建築物・構造物などの構造の強度にかかわる土台と骨組みを設計します。
完成後の地震や風力や荷重などに耐えるための設計や材料の安全の検討します
■設備設計
建築物・構造物などにおける環境・エネルギー・給排水、空調、電気、昇降機設備の設計を最適化して快適な室内環境を設計します。
注文建築を手がける会社で「設計」と呼ばれる人は、主に「意匠設計」の役割を担当しますが、構造設計と設備設計の役割も担い、必要に応じて構造設計や設備設計を専門とする設計者の意見や協力を得ながら、次のように家の設計を進めていきます。
①現地調査
調査の対象は土地・建物(あれば)・周辺環境です。実は、目的達成のためには地図・図面・航空写真他の資料の参照、官公庁での税務上・諸法令基準の調査は必ず必要で、それだけでは分からない点について、現地調査を行います。
②ヒアリング
建築主との打ち合わせを行い、家族構成や、建築の目的、どのような家にしたいかなどの要望や予算を確認します。
③プランニング
建築主との打ち合わせから、配置計画、間取り、外観の総称。一般的な法規や慣習を踏まえ、建築地の環境、状況を確認した上で、今までのライフスタイルや趣味を整理し、今後のライフスタイルの変化と家族全員の要望、希望をなるべく反映することが大切です。
④基本設計
建築主と建築物の機能や仕様・予算やプランの合意ができたのち、基本的な設計図面を作成します。また基本設計だけで場合によっては数ヶ月程度かかることもあります。この際に構造設計や設備設計の専門家とも連携をとって設計を進めていきます。
⑤建築確認申請書類作成、確認申請手続き
住宅を新築するときや増改築するときに提出する書類です。建物そのものが、建築基準法や各種条例に沿ったものであるのか審査を受けます。
手続きは、建築主が自治体もしくは民間の指定確認検査機関に申請書を提出します。
⑥実施設計
実施設計は、基本設計の後に行う「詳細な設計」のことです。
施工担当者に工事内容を伝えるために、より詳細な図面を作成します。
カウンターなどの内装部分の高さ関係や、色彩、収納棚の位置などより細やかな部分も図面上で表現します。
⑦施工依頼先の選定
設計と施工を別の会社が行う場合、実施設計図がそろった時点で、実際に工事を行うことになる工務店を選定します。過去の実績や、実施設計図を元にした見積もり金額をもとに、複数社の相見積りで決められることもあります。
⑧設計監理
工事が始まると、要所ごとに現場に足を運び、設計図通りに工事が進んでいるかを確認し、必要に応じて施工責任者へ指摘を行います。
「設計」と呼ばれる人の仕事の内容としては、大きく分けて意匠設計、構造設計、設備設計の3つに分けられ、それぞれの具体的な仕事内容は次のようになっています。
■意匠設計
施主から要望を聞き取り、デザインをし、構造設計者や設備設計者に伝え、それを取りまとめて設計に反映するため、意匠設計の役割は全体のまとめ役にまで及びます。
■構造設計
建築物・構造物などの構造の強度にかかわる土台と骨組みを設計します。
完成後の地震や風力や荷重などに耐えるための設計や材料の安全の検討します
■設備設計
建築物・構造物などにおける環境・エネルギー・給排水、空調、電気、昇降機設備の設計を最適化して快適な室内環境を設計します。
注文建築を手がける会社で「設計」と呼ばれる人は、主に「意匠設計」の役割を担当しますが、構造設計と設備設計の役割も担い、必要に応じて構造設計や設備設計を専門とする設計者の意見や協力を得ながら、次のように家の設計を進めていきます。
①現地調査
調査の対象は土地・建物(あれば)・周辺環境です。実は、目的達成のためには地図・図面・航空写真他の資料の参照、官公庁での税務上・諸法令基準の調査は必ず必要で、それだけでは分からない点について、現地調査を行います。
②ヒアリング
建築主との打ち合わせを行い、家族構成や、建築の目的、どのような家にしたいかなどの要望や予算を確認します。
③プランニング
建築主との打ち合わせから、配置計画、間取り、外観の総称。一般的な法規や慣習を踏まえ、建築地の環境、状況を確認した上で、今までのライフスタイルや趣味を整理し、今後のライフスタイルの変化と家族全員の要望、希望をなるべく反映することが大切です。
④基本設計
建築主と建築物の機能や仕様・予算やプランの合意ができたのち、基本的な設計図面を作成します。また基本設計だけで場合によっては数ヶ月程度かかることもあります。この際に構造設計や設備設計の専門家とも連携をとって設計を進めていきます。
⑤建築確認申請書類作成、確認申請手続き
住宅を新築するときや増改築するときに提出する書類です。建物そのものが、建築基準法や各種条例に沿ったものであるのか審査を受けます。
手続きは、建築主が自治体もしくは民間の指定確認検査機関に申請書を提出します。
⑥実施設計
実施設計は、基本設計の後に行う「詳細な設計」のことです。
施工担当者に工事内容を伝えるために、より詳細な図面を作成します。
カウンターなどの内装部分の高さ関係や、色彩、収納棚の位置などより細やかな部分も図面上で表現します。
⑦施工依頼先の選定
設計と施工を別の会社が行う場合、実施設計図がそろった時点で、実際に工事を行うことになる工務店を選定します。過去の実績や、実施設計図を元にした見積もり金額をもとに、複数社の相見積りで決められることもあります。
⑧設計監理
工事が始まると、要所ごとに現場に足を運び、設計図通りに工事が進んでいるかを確認し、必要に応じて施工責任者へ指摘を行います。
「設計」でも会社によって特徴がこんなに違う!
注文建築を手がける会社には設計事務所・工務店・ハウスメーカーがありますが、この会社形態によって設計者が担当する仕事の内容は若干異なってきます。
■設計事務所の仕事とは?
設計事務所とは、建物の設計やコンサルティングを専門に行う会社です。そのため、工務店とハウスメーカーに比べて、設計の仕事内容としては次のような特徴が挙げられます。
【設計事務所における設計の仕事】
・現地調査は工務店やハウスメーカーよりも時間をかけて細かく行われる
・プランニングの際に模型が作られることが多い
・施工工務店の依頼先の選定を行う
設計事務所が行う「設計」の仕事は、3つの会社形態の中でも最も時間がかけられ、念入りに行われる傾向があります。
住宅は作品として扱われるため、その作品がある限りリフォームやアフターメンテナンスなどを行い続けることになります。
設計費用は少し高くなる可能性がありますが、その環境とスタイルに適したデザイン性の高い住まいを実現することができるのが、設計事務所の行う設計の仕事です。
■工務店の仕事とは?
一般的に工務店とは、ハウスメーカーに比べて小規模で地域に密着した経営を行っています。工務店は建物の設計・施工を行いますが、その仕事内容は工務店の従業員数や規模によっても異なってきます。
【工務店における設計の仕事】
・従業員数が小規模の工務店の場合、営業・設計・施工の仕事をひとりの担当者が行うことがある
・経営者が兼業していることがある
・確認申請書類作成や確認申請手続きを外注する場合がある
・積算部がない場合、見積もりの作成も行う
・施工は同じ会社内で行うこともあり、設計監理で現場に足を運ぶ回数も多い
・ハウスメーカーの仕事に携わっている場合もある
工務店が行う「設計」の仕事は、工務店の規模によって他の業務と兼業になる場合が多く、施工や積算の専門的な知識を活かした設計を行うことができるという特徴があります。
工務店に家づくりを依頼した場合には、ひとりの担当者が寄り添い続けてくれる安心感があるでしょう。業務の形態上設計自体にあまり時間をかけることができませんが、設計費用は最も安くなる可能性が高いです。
■ハウスメーカーの仕事とは?
ハウスメーカーは従業員数が多いため、設計の仕事を行う人の中でも部署が区切られている場合があり、設計事務所と工務店に比べて、設計の仕事内容としては次のような特徴が挙げられます。
【ハウスメーカーにおける設計の仕事】
・現地調査からヒアリング、プランニングも営業担当者が行うことがある
・意匠設計は構造設計担当者と異なる場合がある
・内装の色彩や設計は「インテリアコーディネーター」が行う場合がある
・エクステリアの設計は「エクステリアプランナー」が行う場合がある
・施工は同じ会社内で行うこともあり、設計監理で現場に足を運ぶのは3回程度となることもある
ハウスメーカーが行う「設計」の仕事は、企業規模の関係もあり、3つの会社形態の中でも最もシステム化され、効率的に行われる特徴があります。
設計事務所や工務店ではひとりの担当者が行う仕事も、「インテリアコーディネーター」や「エクステリアプランナー」などの資格を持った各部門の専門家が行うため、よりハイセンスで使いやすい設計を期待することができるでしょう。ただし、工事費用は工務店よりも高くなる可能性が高いです。
■設計事務所の仕事とは?
設計事務所とは、建物の設計やコンサルティングを専門に行う会社です。そのため、工務店とハウスメーカーに比べて、設計の仕事内容としては次のような特徴が挙げられます。
【設計事務所における設計の仕事】
・現地調査は工務店やハウスメーカーよりも時間をかけて細かく行われる
・プランニングの際に模型が作られることが多い
・施工工務店の依頼先の選定を行う
設計事務所が行う「設計」の仕事は、3つの会社形態の中でも最も時間がかけられ、念入りに行われる傾向があります。
住宅は作品として扱われるため、その作品がある限りリフォームやアフターメンテナンスなどを行い続けることになります。
設計費用は少し高くなる可能性がありますが、その環境とスタイルに適したデザイン性の高い住まいを実現することができるのが、設計事務所の行う設計の仕事です。
■工務店の仕事とは?
一般的に工務店とは、ハウスメーカーに比べて小規模で地域に密着した経営を行っています。工務店は建物の設計・施工を行いますが、その仕事内容は工務店の従業員数や規模によっても異なってきます。
【工務店における設計の仕事】
・従業員数が小規模の工務店の場合、営業・設計・施工の仕事をひとりの担当者が行うことがある
・経営者が兼業していることがある
・確認申請書類作成や確認申請手続きを外注する場合がある
・積算部がない場合、見積もりの作成も行う
・施工は同じ会社内で行うこともあり、設計監理で現場に足を運ぶ回数も多い
・ハウスメーカーの仕事に携わっている場合もある
工務店が行う「設計」の仕事は、工務店の規模によって他の業務と兼業になる場合が多く、施工や積算の専門的な知識を活かした設計を行うことができるという特徴があります。
工務店に家づくりを依頼した場合には、ひとりの担当者が寄り添い続けてくれる安心感があるでしょう。業務の形態上設計自体にあまり時間をかけることができませんが、設計費用は最も安くなる可能性が高いです。
■ハウスメーカーの仕事とは?
ハウスメーカーは従業員数が多いため、設計の仕事を行う人の中でも部署が区切られている場合があり、設計事務所と工務店に比べて、設計の仕事内容としては次のような特徴が挙げられます。
【ハウスメーカーにおける設計の仕事】
・現地調査からヒアリング、プランニングも営業担当者が行うことがある
・意匠設計は構造設計担当者と異なる場合がある
・内装の色彩や設計は「インテリアコーディネーター」が行う場合がある
・エクステリアの設計は「エクステリアプランナー」が行う場合がある
・施工は同じ会社内で行うこともあり、設計監理で現場に足を運ぶのは3回程度となることもある
ハウスメーカーが行う「設計」の仕事は、企業規模の関係もあり、3つの会社形態の中でも最もシステム化され、効率的に行われる特徴があります。
設計事務所や工務店ではひとりの担当者が行う仕事も、「インテリアコーディネーター」や「エクステリアプランナー」などの資格を持った各部門の専門家が行うため、よりハイセンスで使いやすい設計を期待することができるでしょう。ただし、工事費用は工務店よりも高くなる可能性が高いです。
注文住宅の「施工」って何をする人?
注文住宅の「施工」と呼ばれる仕事は、「施工監理」や「現場監督」「現場代理人」とも呼ばれます。具体的な仕事内容としては、次のことを行います。
■工程の管理
着工~完成までの工事のスケジュール(工程)を組み、職人や材料などの手配を行ったうえで、天気や近隣の状況にも臨機応変に対応しながら、工程どおりに工事が進むように管理を行います。
■品質の管理
設計図や建築基準法、各種工業規定に適合した品質が保たれるように使われる材料を管理します。
■コストの管理
設計段階で組まれた予算を適正な利益を生み出せるように工夫を行いながら工事を行います。
■安全の管理
工事中にけが人を出さず、無事故で工事が終われるように、危険を予測し、危険度の高い作業が行われる場合には周知や対策などを行い、工事現場の安全を守ります。
注文住宅の施工の仕事は、この4つからなる現場の管理に加えて、次のことも行います。
■近隣挨拶
工事の始まりや、騒音などの不快要素の恐れがある工事を行う場合、上棟時、竣工時などに現場の近隣に挨拶を行います。
■建築主や近隣とのコミュニケーション
建築主や近隣住民からの意見を聞き入れ、適切な対応を行い、トラブルの発生を防ぎます。
■追加工事の見積もりや対応
状況に応じて、追加工事の見積もりや対応を行います。
例えば、現場来た建築主に追加工事を言われた場合、設計者に確認をとった上で見積もりを作成し、大工に伝達を行い、工程に盛り込みます。
設計の解説でもお伝えしたように、注文住宅を手がける会社の形態には設計事務所・工務店・ハウスメーカーがあります。
■工程の管理
着工~完成までの工事のスケジュール(工程)を組み、職人や材料などの手配を行ったうえで、天気や近隣の状況にも臨機応変に対応しながら、工程どおりに工事が進むように管理を行います。
■品質の管理
設計図や建築基準法、各種工業規定に適合した品質が保たれるように使われる材料を管理します。
■コストの管理
設計段階で組まれた予算を適正な利益を生み出せるように工夫を行いながら工事を行います。
■安全の管理
工事中にけが人を出さず、無事故で工事が終われるように、危険を予測し、危険度の高い作業が行われる場合には周知や対策などを行い、工事現場の安全を守ります。
注文住宅の施工の仕事は、この4つからなる現場の管理に加えて、次のことも行います。
■近隣挨拶
工事の始まりや、騒音などの不快要素の恐れがある工事を行う場合、上棟時、竣工時などに現場の近隣に挨拶を行います。
■建築主や近隣とのコミュニケーション
建築主や近隣住民からの意見を聞き入れ、適切な対応を行い、トラブルの発生を防ぎます。
■追加工事の見積もりや対応
状況に応じて、追加工事の見積もりや対応を行います。
例えば、現場来た建築主に追加工事を言われた場合、設計者に確認をとった上で見積もりを作成し、大工に伝達を行い、工程に盛り込みます。
設計の解説でもお伝えしたように、注文住宅を手がける会社の形態には設計事務所・工務店・ハウスメーカーがあります。